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    東日本大震災から10年が経ちました。

    忘れられない、忘れてはいけない出来事。

    毎日忙しなく生活していますが、この日になると一度立ち止まって当時を思い出し、色々な事を考えます。

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    3月11日は子供たちと一緒に震災番組を見ながら話をしました。

    「もし家族全員がばらばらの場所で地震が起きたらどうする?」

    まず自分の身をどうやって守るか、避難場所、連絡方法など…子供たちも、
    学校や保育園で教わったことを話してくれました。当時はまだ産まれておらず、
    震災を経験していない子供たち。

    だからこそ、こうして話し合い考えることを大切にしたいと改めて思います。
    その日、私は茨城県の職場にいました。
    現場確認を終え、お店に戻ってきて間も無くの事でした。

    地鳴りがした次の瞬間、グラグラ!と立っていられないほどの大きな揺れに襲われ、
    すぐにお客様と従業員と避難し地震が収まるのを待ちました。

    電車は止まり、ちょうど産休に入る直前でお腹がとても大きかった私は、
    長い距離を歩くことも難しく…たまたま帰る方向が同じスタッフの車に乗せてもらう事にしました。

    停電していて信号はすべて止まり、道は真っ暗…。

    渋滞で1時間ほどの道を6時間かけて帰宅し、その日は疲れきり放心状態だったのを覚えています。


    茨城県でも多くの震災による被害がありました。

    震災後、しばらくして私は産休に入りましたが、月日が経って復帰した頃でも、
    ブロック塀や大谷石の壁などが倒壊したままの危険な場所をよく目にしました。

    建物の倒壊・浸水・塀の倒壊…間近でそれを見て改めて、
    安全な施工その為の最善のプランを心掛けないといけないと強く思いました。

    この仕事は一歩間違えれば人を傷つけてしまう可能性もあり得る、
    でも正しい知識と安全な施工で人を守ることもできるはずだと…。

    心や生活を豊かにするためのガーデンデザインやお庭作り。

    外見だけではなく、お客様が本当に安心して暮らせる場所をお届けできるように、
    日々学びながら新しいものに挑戦していきたいです。
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    (庭の輪 13号)
    株式会社坂田園芸 ウィズガーデンつくば
    本堂 晃子
    http://withgarden.jp