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    「なんかさあ、コレ美味しそうだよねえ……」

    散歩途中に目にしたカラスノエンドウのお豆。これが我が家の野草食のはじまりでした。

     2020年春、新型コロナウイルスの感染拡大により、全国一斉に緊急事態宣言が発令されました。それに伴い小学校がお休みになり、毎日子供が家にいる生活に突入。お出かけ自粛が求められ、お友達とも遊べない日々。少しでもリフレッシュにと、暇と体力を持て余した子供を連れて家の周りをくまなく散歩するのが日課になりました。


     我が家は神奈川県川崎市にあります。お世辞にも自然がいっぱいとは言い難いゴミゴミした街です。でもよく見れば意外と植物も生き物も種類豊富なのです。季節はちょうど春。毎日同じ場所を散歩していると、日に日に植物が育ち風景が変わっていく事に驚かされます。だんだん道端を観察するのが楽しくなっていきました。


     そんなある日出会ったのが、カラスノエンドウです。カラスノエンドウはどこにでも生えている雑草。紫色のお花が咲き、2cmくらいのサヤエンドウに似た豆のさやをつける植物です。みなさんも一度は目にしたことがあるでしょう。

     これがよく観察してみると美味しそう。もしかして食べられるのでは?そう思ったらもう試してみずにはいられません。何しろコロナ禍の外出自粛中。暇なのです。


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     調理方法は天ぷら。かき揚げにして、塩をかけて、恐る恐るパクリ。

    「ん!?美味しい!!」

    小さいのにちゃーんとお豆の味がします。卵とじにしたり、お味噌汁にも入れてみました。どれも美味しい。大発見です。


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    これに味をしめた私たちは、ほかにも食べられる野草がないか調べはじめました。すると身近な雑草でも食べられるものはたくさんあるという事がわかりました。草餅の材料になるヨモギはもちろん、シロツメクサ、ハルジオン、タンポポにナズナ。畑仕事をしている方の天敵ヤブガラシ。どれも力強い味で美味しい。そしてなんか楽しい!


     お庭に関してよく聞くのが雑草の悩み。でも食べられるとなったら、邪魔な雑草も愛しくなってきませんか?華やかなお花を綺麗にお手入れするだけがガーデニングじゃありません。こんな雑草も含めて、おおらかにお庭を楽しんでみるのもいいものです。

    さあ、どんな味なのか気になってきたでしょう?
    庭に出て草を摘んで、野草食してみませんか?


    ※毒がある植物もあります。食べる前に必ず調べてくださいね。

    (庭の輪 11号)
    エクステリア&ガーデン設計室coniwa  藤 香奈子 
    会社WEB:注文住宅の外構徹底解説:https://coniwa.net/